スマートホーム、スマートハウスは家計の味方?
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皆さまこんにちは、タナカホーム株式会社 金田一です。
みなさまは最近耳にするスマートハウスやスマートホームと聞くと、どんな家を想像するでしょうか?
スマートホンの普及により外出先でも来訪者と話ができたり、お風呂にお湯を入れたり、エアコンを外部から操作できたりと快適で便利な生活がおくれそうですよね。
スマートハウス = エネルギーの有効活用です。創エネ・蓄エネ・省エネの観点から、節約を重視した『エコ住宅』を目指します。
電気を目に見える形(見える化)にしてエネルギーの管理をしている住宅です!
スマートホーム = 住宅のIT化を促し利便性を追求した住宅です。 物のインターネットの活用になります。インターネットに接続できる家電を集めて、それらをスマホやスマートスピーカーで操作ができるようにします。
スマートハウスを言い換えるとすれば、「エコ住宅」という言葉が最適です。また、エコを重視した住宅であるスマートハウスと、住居のIT化による利便性を重視したスマートホームを両立させることも可能です。さらに昨今ではIOT住宅と呼ばれるAI技術を活用したシステムを導入した住宅も出始めており、AIで不審者を見抜く防犯カメラ、ガス漏れ、雨漏りなどの異変を察知するシステムなど、防犯、危険察知対策にも効果を発揮するそうです。
そこで、必要となる設備(キーワード)となるのが 「HEMS」
ヘムス です。
(ホームエネルギーマネジメントシステム)
このHEMS機器により電気の見える化と住宅の内部の家電設備をコントロールし、生活をサポートしてくれます。ネット社会と言われるように携帯電話や端末機を使い、外部からの操作も可能で今後ますます普及して行くでしょう。このスマートハウスですが、電気の見える化の他にエネルギーを賢くマネジメントする為に重要な3つの機能があります。
- 省エネ・・・エネルギーを省く
消費電力量の少ない機器や設備を導入する+パッシブ設計の利用(LED照明エコキュート など)
- 創エネ・・・エネルギーを創る
太陽光発電や風力発電、エネファームなど電気を創りだすシステムになります。
- 蓄エネ・・・エネルギーを蓄える
家庭用蓄電池がその代表的なものですが、電気自動車もその役割をはたします。停電や災害時などに利用できるなどメリットがあります。
なぜ、スマートハウスがこれほど注目をされているかと言うと、急変するエネルギー事情への対応を迫られ、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT法)の新設により「太陽光発電」や「蓄電池」の普及が進みました。
ただ、国民負担にした再生可能エネルギーの太陽光発電などの売電料金は一般家庭の電気
料金にプラスして徴収される「再エネ賦課金」が原資となり、一般家庭の電気料金が毎年上がり続けているのも事実です。
実際に現在の性能基準を有する住宅の光熱費でも、試算してみると年間約20万円×35年間で約700万円にもなります。これがスマートハウスだと半分以下に!更にゼロエネルギーハウス(自給自足の家)だとほとんど光熱費がからないおうちが出来てしまいます!
また、これまでは太陽光発電で電気をつくり、家庭で使ったり、電気を売ったりしていましたが、今後は年々上がり続けている電気料金とのバランスが取れなくなり、買う電気の方が高くつくようになってきます。
そのために売るだけでなく自家消費にまわして、高い電気を買わない工夫が必要となりますのでますます蓄電池やEV車を利用したスマートハウスが普及してくるでしょう。
そんなことを言っても高いんじゃないの?と思われることでしょう。確かに大手ハウスメーカー様で(スマートハウス仕様で40坪位)の相場は3600万円~4000万円程度、仕様によってはそれ以上の場合もあります。
しかし、地場の工務店様でZEHビルダーやスマートハウスの技術を持った建築会社では下記の理由で700万円以上もお得に買える事をご存知でしょうか?
・テレビCMや広告宣伝に莫大なお金をかけていない
・地元で長く経営をし、適正価格で販売している
・豪華な展示場や立派なカタログを持たない
・仕入れの中間マージンをカット
・お客様にも家づくりに参加していただき、一緒にコストダウンの検討し、本当に必要な物を選別している
これらの事により、コストダウンを行い、同じ高性能でも700万円程安く建てることが可能です。さらに、上の表にある通り太陽光発電や蓄電池の設備を併用して家づくりを考えると光熱費削減による家計へのメリットも発揮できます!
建築の際はぜひお考えの住宅会社様に聞いてみてはいかがでしょうか。
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