タナカホームのDXに関する取り組みについて
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皆さまこんにちは
青森の寒い冬でも快適に暮らすことができる「北国のあったかエコ住宅」を提供している
八戸の工務店 タナカホーム株式会社 代表の金田一光徳です。
タナカホームではここ数年DX化に向けた取り組みを強化しております。本日は当社のDX推進についての取組み内容や、今後の方向性をお伝えしたいと思います。
【DX時代における当社の取り組み】
市場変化のスピードが飛躍的に加速している中で、タナカホーム株式会社はデジタル技術の導入により、
方針の共有、戦略の決定・実行までのスピード上げ、変化にいち早く対応していく環境づくりをしてまいります。
DX推進による、IT化で生産性向上を実現し、データドリブン経営を進めることにより、
顧客満足度を高め、地域の皆様に必要とされる会社になり、成長をしていきます。
そのために、「当社のDXにおける取組み」を定め、社長、IT推進担当を中心に、全社員を巻き込み、
社内外の皆様へ公表するとともに、住環境を通して、お客様と当社の未来を切り拓いていきます。
【DXにおける取り組みについて】
1.社員のデジタルリテラシーの向上
2.住宅、現場DXについて
3.ルッカースタジオを活用したデータドリブン経営の推進
4.バックヤード(社内体制)の整備
5.法令、契約事項、個人情報等セキュリティに係る事項の遵守
6.経営者の責任
【DXビジョン】DXが達成された後にどのような姿になっていたいのか
タナカホームでは住宅を中心とした視点で、
お建ていただくお客様にとって、
未来を担うこどもたちや若者にとって、
働く私たちにとって
「家づくりは幸せづくり」となるべく
SDGsへの取組や働き方改革、デジタル改革を遂行し
全社員が「家づくりは幸せづくり」を考える力のある組織を目指します。
【DX戦略】
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社員のワークライフバランスを確保するため、従業員の働き方を変え、有休取得率の可視化を行うことにより、有給取得の促進をします。
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社内ポータルを活用し、時間外労働の状況を可視化することで抑制を図り、時間外労働の削減に取り組みます。
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SDGsへの取り組み状況を社外向けホームページに掲載することで、家づくりに対するECOハウスの取組の情報発信していきます。
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創エネ・蓄エネ・省エネの観点から、お客様のニーズに沿う、節約を重視した『エコ住宅』の提供を目指します。
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全社員が自ら収集したデータを分析し、その結果から最適なビジネスアクションの検討を一人一人が考え、実行に移す事ができる組織づくりを行います。
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OCRやRPAを活用した、業務の効率化を検討し、単純業務のスマート化を図ります。
【DX推進体制】
【DX推進に向けた環境整備】
【DX戦略達成指標】
【DX推進の為の既存システムの見直しと新規導入案】
◎DX推進の為に下表の既存システムの見直しとデジタル技術の導入に取り組みます。
【数値目標(KPI)】
◎毎月1回IT推進室とのMTG及び各担当部門から進捗確認、年2回振返りアセスメントを行った上で内容の見直しや今後の方針について確認。評価は月1回、半年に1回振返りと改善を行い、実行計画目標を達成する為、工夫と改善を怠りません。
【今後の課題と展望】
当社ではかねてよりペーパーレス化に伴う電子契約・電子帳簿等を活用し、DX化を進めてまいりました。しかしながら、現状ITスキルには個人差があり、全社員対象のIT教育が必要と考えます。また、各部門に講師となれるようなデジタル人材を育成し、2028年度には各部門1名以上となる20名を目指しています。
そして、現場やバックオフィスとしてもDX化を進めるため、モバイルデバイスの活用や受注システムの導入により働き方改革を目指し、2025年度には有給取得率80%、時間外労働20時間以内を目標としています。
ルッカースタジオを活用したドリブン経営の推進により、データ活用による意思決定を習慣化するためにアンケートの電子化によるデータの一元管理を図ります。
以上タナカホームのDXに関する取り組みについてのご紹介でした。
カテゴリー: 社長ブログ