お掃除方法 お風呂編
168views
こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。
今回はお掃除編第二弾として、お風呂のお掃除の仕方をご紹介していきます。
お風呂の主な汚れは「ピンク色のぬめり」「黒カビ」「石鹸カス」「水垢」「皮脂汚れ」の5種類です。
ピンク色のぬめり
ピンク色でヌメヌメした汚れの正体は「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。発生しやすいのは湿度の高い場所。繁殖スピードが早いため、掃除してもすぐにできてしまうのが難点ですが、こするだけで簡単に落とせます。
ピンク色のぬめりは酸性の汚れです。落とす際に使用するのは、中性洗剤またはアルカリ性洗剤。頑固な汚れには重曹や塩素系漂白剤も効果的です。
黒カビ
黒カビは家のさまざまな場所に発生するカビの一種です。パッキンなどの素材の奥に根を張ってしまうため、表面上はキレイにできても根絶が難しく、根が残っている限り再発します。完全に除去することが難しい汚れの一つです。
黒カビもピンク色のぬめりと同じ酸性です。使用する洗剤も同じですが、頑固な黒カビには重曹よりも洗浄力の強い塩素系漂白剤が適しています。
石鹸カス
石鹸カスは白くてザラザラとした汚れ。体を洗う際に流れた石鹸と、水中のマグネシウムやカルシウムといったミネラル分が混ざって発生します。水と違い、ミネラル分は蒸発しないため浴室内に残り、石鹸カスとなって壁やプラスチック製のイスにこびりついてしまうのです。頑固な汚れなので、放置していると落としづらくなってしまいます。
石鹸カスはアルカリ性の汚れです。市販の中性洗剤・酸性洗剤、もしくはクエン酸が効果的です。
水垢
水垢は水道水中のミネラル分が残留し、固まってできる汚れです。曇ったようなくすんだ見た目をしており、ヌルヌルとザラつきがあります。よく鏡に付着している白く曇った汚れも水垢です。
水垢はアルカリ性の汚れです。市販の中性洗剤・酸性洗剤、もしくはクエン酸が効果的です。
皮脂汚れ
シャワーで体を流した際や、入浴時に体から浮き出る皮脂が原因の汚れです。掃除しないで放置していると、浴槽内や壁に黄色の汚れとして出現します。お風呂場を使う人数が多いほど皮脂の量も増えるので、汚れが蓄積しやすくなります。
皮脂汚れも酸性のため、中性洗剤とアルカリ性洗剤を使います。それだけでは落とせない頑固な汚れには、重曹スプレーの使用がおすすめです。
お風呂をキレイに保つ4つのコツ
1、お風呂から出る時は水切りをする
入浴後の浴室は、高温多湿を好む雑菌やカビにとって繁殖しやすい場所。お風呂から上がる時はお風呂全体にシャワーをかけ、水温を低くしまたお風呂全体にシャワーをかけます。その後水切りワイパーやクロスなどを使って、浴室内の壁・床・天井・洗面器などの水気をさっと取りましょう。水気を切ると雑菌やカビの繁殖を予防しやすくなる上、厄介な鏡の水垢もたまりにくくなります。
2、排水溝のゴミを捨てる
最後にお風呂に入った人は、排水口のゴミを捨てましょう。わざわざ洗剤やスポンジを使って掃除しなくても、ピンセットなどで髪の毛や塵などを取っておくだけで雑菌の繁殖を予防できます。排水口の蓋にかぶせるネットやカバーなどを併用するとゴミ捨ても簡単です。
3、浮かせる収納を取り入れる
洗面器やシャンプー・ボディソープ類、せっけん、お風呂掃除用具などは「浮かせる収納」を意識してみましょう。浮かせることで床や壁との接地面が狭くなり、ピンク色のぬめりやカビを予防できます。自宅の浴室に手すりがある場合はフックを活用して小物を引っ掛けたり、吸盤付きのホルダーにせっけんや洗顔料のチューブを置いたりする方法がおすすめです。
4、換気する
お風呂から上がったらすぐに換気しましょう。湯気が立ったまま放置すると、雑菌やカビが繁殖しやすくなります。大切なのはできる限り浴室内を乾燥させること。換気と水切りをセットで行うことが最も効果的です。
毎日気持ちよくお風呂に入るには、こまめな掃除と少しの工夫で清潔を保つことが重要です。汚れに合わせた洗剤を使い、正しいやり方で掃除すると浴室は今よりピカピカになるでしょう。換気扇やシャワーヘッド・手すりの裏側も忘れずにお手入れしましょう。自分で掃除をしても落とせない頑固な汚れは、プロに依頼する方法もあります。無理なく、まずは自分のできる範囲でお風呂掃除にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後に、今回お手入れ方法を教えてくださったタカラスタンダード様店長の原田さん一押しの洗剤を紹介します。
前回ご紹介したキッチンにも、今回ご紹介したお風呂にも使える洗剤です。気になる方は是非検索してみてくださいね!
次回もよろしくお願いします。
カテゴリー: 八戸店ブログ