八戸店ブログ

八戸店ブログ

秋と言えば?シリーズ第一弾 読書の秋

187views

アイキャッチ

こんにちは!

八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。

今回は「読書の秋」についてです。

「読書の秋」の由来として多く語られるのが、古代中国の漢詩です。詠んだのは唐代の詩人として高名な韓愈(かんゆ)で、時代は8世紀頃とされます。問題の漢詩というのが「符読書城南詩」で、学問の大切さを伝えています。その中に以下のような一説が登場します。

「時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒。」

これを日本語に置き換えると、「秋になり長雨があがって空も晴れ、涼しさが丘陵にも及んでいる。ようやく夜の灯に親しみ、書物を広げられる。」というような意味です。

この一説がきっかけで、涼しい秋の夜は読書に適しているという考えが浸透したと言われています。昔の人も、暑い夏が終わってゆっくり読書できる秋を心待ちにしていたのかもしれませんね。

夏の暑さが過ぎ去って気温が低くなる秋は集中しやすい季節なので、ゆっくり読書をして過ごすのに適しています。人間の集中には気温や湿度が関係しており、さまざま研究報告を見ると22度前後の気温が集中に適しているようです。

そんな読書の秋をより一層楽しむには本棚はなくてはならないものですよね。読書や漫画本が好きな方にとって、本棚を設ける場所は興味があると思います。

家に本棚を置く際のポイントは?

〇本棚・搬入経路・設置場所のサイズを確認する

〇設置場所に注意する

〇収納する本の量とサイズを把握する

〇地震対策を行う

備え付け本棚のメリット・デメリットについて

[メリット]

空間を有効に利用できるため、収納力がアップする

本棚分の積載荷重を加味して設計されるので、安全性が高い

部屋と調和し、理想のインテリアに

[デメリット]

簡単に移動できない

既製品より費用がかかる

必要なサイズの見極めが難しい

大切な本を良い状態で保管するために、本棚の設置場所に注意しましょう。

具体的には、日光が直接当たらない場所や結露の心配がない場所が適しています。

なぜなら、長時間紫外線に当たることは本の日焼けや色落ちの原因となります。また、湿度や結露の影響でページにシミができてしまうからです。
新築の家はしっかりとした湿気対策が施されていますが、それでも窓の側は湿気が溜まりやすいので避けた方が良いでしょう。
本を守るためには、日当たりの良い場所を避け、外部に面していない部屋の中心となる壁に沿って本棚を設置するのが望ましいです。

スペースの関係で上記の設置場所の確保が難しい場合は、重要な書籍だけでも別の場所に収納することをおすすめします。

秋の夜長を楽しんで下さいね。

次回もよろしくお願いします。

カテゴリー: 八戸店ブログ

注文住宅の施工事例を見る