黄砂
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こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホーム八戸店です。
今回は黄砂についてご紹介します。
黄砂の発生源は主に中国の乾燥化した砂漠地帯であり、中でもタクラマカン砂漠やゴビ砂漠が有名です。これらの地域では、日照時間が長く降水量が少ないため砂漠化が進んでいます。
偏西風が、砂漠地帯から舞い上がった砂塵や微小粒子物質を乗せて、日本に運ぶことがあります。その濃度が高くなると大気環境に与える影響も大きくなり、健康被害や洗濯物の被害や車の汚れや傷などの被害も引き起こします。
黄砂に注意が必要な時期
黄砂が発生しやすい時期は3月から5月です。この時期は偏西風が強く吹き、乾燥した砂漠地帯から微小な粒子が舞い上がり黄砂が発生しやすくなります。黄砂の発生量は年によって異なりますが、日本では西日本や九州地方で黄砂の影響を強く受けることが多いです。
ただ、東北地方や北海道でも風向きによっては黄砂が飛来することも多く、基本的には中国大陸から近い地域が被害が多いといえます。
黄砂アレルギーの症状と対策
黄砂アレルギーは、特に春から初夏にかけて黄砂が飛散する時期に発症しやすく、花粉症に似た症状が出ます。主な症状としては、くしゃみ・喉の痛み・鼻水があります。また、長期的には呼吸器疾患や循環器疾患を引き起こす可能性があります。
これらの症状は花粉症とも共通しているため、自分が花粉症なのか黄砂アレルギーなのかは、専門の医療機関で診断を受けることが重要です。
黄砂アレルギーに対する対策としては、マスクの着用のほか、室内では空気清浄機を利用したり、湿度を保つために加湿器を使用することも効果的です。
空気清浄機には、HEPAフィルターを搭載したモデルや加湿機能付きの加湿空気清浄機があります。HEPAフィルターは、黄砂や花粉を効果的に除去できるフィルターです。一方、加湿空気清浄機は、空気を加湿しながら清浄することができ、乾燥による不快な症状も緩和します。
室内での対策として、換気や掃除も重要です。換気は、空気環境を改善し、黄砂や花粉の影響を軽減します。掃除機で床や室内をこまめに掃除することで、部屋の中のホコリや花粉を減らすことができます。
また、エアコンのフィルター掃除も室内の空気をキレイに保つ助けとなります。定期的にフィルターを掃除して、空気の流れをスムーズにしましょう。
これらの対策を実施することで、室内での黄砂や花粉の影響を軽減できます。
空気清浄機や掃除機、換気など、日々の生活で手軽にできる対策を取り入れて、健康で快適な生活を送りましょう。
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