【ある商人の一生】川崎さんの感想
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こんにちは!
\昭和48年創業の住宅総合企業/
北国のあったかエコ住宅タナカホーム🍀です!
タナカホームでは、こちら、『ある商人の一生』
を、社員一同、読み繋いでおります。
米一会長の先代、田中金次郎氏の激動の人生が、したためられております。
百石の地に生まれ、
持ち前の優しさと『どうやってもらったら嬉しいか』を考えて行動を起こし続け、
豪快でありながらも繊細な気配りを欠かさずに、周囲の人から常に愛され
硫黄島での激戦から生還し
八戸の地で、新しい家づくりの道をひらき
現在の『(株)hausフジケンザイ』
『タナカホーム(株)』創業に続く、足跡を追うノンフィクションです。
タナカホームの、お客様の幸せづくりのお手伝いは
田中金次郎氏のスピリットを受け継ぎ
実直で、人を愛し、夢を応援する情熱に溢れております。
そんな熱いタナカホーム社員の中から今回は、
新入社員の川崎博彦さんの感想を掲載したいと思います。
どうぞお読みください。
【ある商人の一生を読んで】 川崎 博彦
人に歴史ありとはよく聞く言葉でありますが、現代社会においても個人差はあれど、決して平坦ではない人生を歩み、苦楽を感じながら生きているのだと思います。
しかし本書を読了すると、歴史という単語だけでは括れないものであり、〝共感した〟 などと安置には語れないものとなっておりました。
時代に翻弄されつつも知恵と努力、時には勇気を持って生きていく様に改めて、タナカホームの一員になれたことに感謝と誇りを持つことができました。
本書は、田中金次郎氏の生涯を綴ったものとなっておりますが、やはり戦争の緊迫した描写は強く印象に残りました。
私は一時期、大東亜戦争についてインターネット等で調べていたことがありました。
当時の日本の戦況などの大まかな流れは把握しておりましたが、個人にスポットを当てて見る戦争はとても新鮮で、その中にも多くの学びがあり、そして田中金次郎という人物がこれほどまでに敬愛される理由が随所にあり納得いたしました。
私がもっとも好きなのは、身分や地位に関係なく親身になって他人と接するところです。
目の前の困っている人を助ける。
そこには少なからず利害関係を生じたり、損得を考えたりするものですが、金次郎氏にはあまり感じられず、むしろ最初から放って置くつもりなどなく、至極当然のような振る舞いであったのではと想像します。
それはシンプルな行いのようで難しいものであると年を追うごとに感じています。
また、周囲に感謝を忘れない人柄であった事が本書では触れられていますが、なるほど、現在のタナカホームが催す内外様々な行事の多さにも頷けますし、活気溢れる職場だと肌で感じたことにも納得がいきました。
本書後半は自身にも馴染みがある冨士建材等の名も登場、前身となる田中住宅も加わり、洋品店からいかに建材屋、そしてハウスメーカーとなったのかが記述されています。
紆余曲折の人生を歩まれた金次郎氏ですが、建材業への道を歩むこととなったその決断において、知識ゼロからの挑戦であったことには驚きました。
それが43歳の時。私と変わらない歳での大きな挑戦と決断であったと察しますが、先見の明があったうえにずば抜けた行動力には脱帽せざるを得ません。
それに加え周囲に魅力ある人間が集まってこそ実現できたこともありますし、それは金次郎氏のお人柄によるものが大きいのだろうと感じることができました。
私はここ数年、自身の市場価値を高めキャリアアップをしたく資格等の勉学や、自己啓発などの意識改革に努めました。
そこで思ったのは、単なる知識をつけるだけの学習は一人でもできますが、魅力ある人間になるための学習は、魅力ある人間に接しなければ成し得ないのではないかと感じることが多々あります。
入社して一ヶ月程度ではありますが、タナカホームには個性的で魅力ある人材が多くいるように見受けられます。
魅力ある会社には魅力ある人間が集まるのでしょう。金次郎氏がそうであったように。その魅力ある仲間と共に、お客様の幸せづくりのお手伝いをし、次に自分自身の幸せを構築していければこの上ない喜びとなることでしょう。
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