住宅ローン②固定金利VS変動金利
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こんにちは。八戸市のハウスメーカーのタナカホームです。
今回も前回に続いて、住宅ローンについてお話をします。
その中でも固定金利と変動金利についての話をします。
固定金利と変動金利のメリット・デメリット
変動金利のメリット
市場の金利が下がると、借りている金利も下がるため、結果返済額が減る
変動金利のデメリット
市場の金利が上がると、借りている金利も上がるため、結果返済額が増える
市場の金利の動向によって返済額が変わるため、返済計画が立てにくい
固定金利のメリット
市場の金利が上がっても、契約時に決めた金利は変わらないため、返済額は変わらない
ローンの申し込みの時に月々の返済額がわかり、変化もないため、返済計画が立てやすい
固定金利のデメリット
市場の金利が下がっても、契約時に決めた金利は変わらないため返済額が下がることはない
固定金利の金利は変動金利より高く設定されているため変動金利より月々の返済額が大きい
例えば、3000万円を住宅ローンで固定金利と変動金利の場合
三菱 UFJ銀行の場合
ネット専用住宅ローンで変動金利0,475%
毎月の支払い77,544円 総返済額32,568,532円
全期間固定型住宅ローン31年〜35年固定金利1,7%
毎月の支払い94,822円 総返済額39,825,335円
変動金利と全期間固定金利だと、毎月の支払いが17,278円も変わります。
自分は固定金利と変動金利どちらに向いているのか?
変動金利が向いている人は?
●ローン期間が35年間ではなく、10年や15年など返済期間が短い人は、
金利上昇のリスクが小さいので、変動金利のリスクはほとんどないと考えている人。
●借り入れの金額が、自分の収入に対して少ないため、
金利の変動リスクに対応できると考えている人。
●手持ち資金に余裕があるために、万が一金利が上昇した時には
繰り上げ返済でリスクを回避しようと考えている人。
●これからもしばらくは低金利が続くと考えていて、
金利が大幅に上昇する可能性は低いと考えている人。
固定金利が向いている人は?
●市場の金利の動向に振り回されたくないと考えている人。
●計画的に返済するのが好きな人。
●返済期間が長いため(35年間、40年間)将来の金利上昇が大きなリスクと考えている人。
●これから金利が上昇するだろうと考えている人。
●毎月の支払いにある程度余裕がある人(変動金利よりも高くなるため)
変動金利のメリットを活かしてデメリットに備える方法
変動金利のメリットは、言わずもがな、毎月の支払いが安いことです。
しかし、将来の金利が上がった場合に備えておくことが必要ですね。
また、固定金利のデメリットは、毎月の支払いが高いことですが、
その分、将来の金利が上がった場合には安心ですよね。
この将来に対する準備を今からしておく必要性がありそうです。
まずは、変動金利にすることで、固定金利よりも毎月1万以上は節約ができそうです。
(先ほどの試算では固定と変動では17,278円の差額がありました)
その1万円で、将来に対して資産運用をするのです。
例えば毎月1万円を年利2%で35年間運用した場合は、420万円が606万円になります。
例えば毎月1万円を年利3%で35年間運用した場合は、420万円が737万円になります。
例えば毎月15000円を年利3%で35年間運用した場合は、630万円が1100万円になります。
このように、固定金利で支払うお金を資産運用で将来のために積み立てをしておくことで、
金利上昇のための準備もできますし、老後資金にもなります。
この420万円や630万円は固定金利の場合は金利で支払ったお金です。
固定金利で支払ってしまったお金は返ってきませんが、運用したお金は増えて返ってきます。
当社にはプロのファイナンシャルプランナーがおりますので、
住宅ローンやお金の相談をされてみてはいかがでしょうか?
きっと、満足されることと思いますよ。
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