経理部
田中 文恵
Fumie Tanaka
――自己紹介をお願いします
昭和50年代、八戸市第一号の女性一級建築士として八戸市庁に勤務してました。
そして、縁あって創始者金次郎さんの長男であり、
二代目社長米一さん(前会長)の元に嫁いだのでした。
その後、市庁を退職し、米一前会長と二人三脚で経営と設計部門を支えるとともに、
育児と家事を両立してきました。
――仕事をする上で、心掛けていることは?
当初は設計、現在は経理を担当しています。
どんな仕事であっても、仕事をする以上は お客様、仲間、業者さんなど関わりのある
すべての方に喜んでもらいたいという気持ちで取り組んでいます。
――これまでの仕事で印象に残っているエピソードは?
かつて女性設計士が珍しい時代でした。
そんな中、「女性の設計士さんに家を建ててもらいたい」
とお客様が直接訪ねて来てくださいました。
大変気に入っていただき、その方からは2軒の新築工事の依頼をいただいたのです。
本当にうれしかったです。
――タナカホームの強みはどこにあると思いますか?
地域に根差し、責任ある仕事をしていること。
周囲の皆様のお力添えもあり、長年事業を継続できていることだと思います。
――これまでを振り返っての感想は?
私の夢は専業主婦になって、お菓子や小物を手作りして、
子どもたちに持たせる優しいお母さんになることでした。
こんなに長く仕事をするとは思ってもみなかったのですが、お客様の家づくりの要望を
聞き取り、プランニングするのが楽しくて、夢中で今日まできました。
これまで好きな仕事ができて、今とても幸せです。 現在、タナカホーム全社員の約半数が
女性で、女性の割合が高いことが特徴となっています。
――お客様へ向けてメッセージをお願いします
無理のない家づくり、家も年齢と共に住まい方も変わってきます。
リフォームも必要になってきます。
金銭的にも気持ち的にもゆとりのある生活ができる家づくりをして欲しいです。