品質管理~見えない部分も安心な家~
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🎍新年明けましておめでとうございます🎍
八戸市の工務店 タナカホーム 工務部工務課の夏堀です。
本年もタナカホームをどうぞよろしくお願い致します☆
新年一発目のお題は・・・『品質』です!
『品質』というと、パッと思い浮かぶことは傷や汚れがあります。
このような表面的な品質の良さも問われますが、その裏側・内側の品質も重要です。
建物だけでなく、家具や家電などの商品にも共通して言えることです。
コレクションとすることは省いて、使用する以上はいくら見た目が良くても機能が発揮されなければ意味がありません。
例えば、基礎工事であれば、鉄筋の本数・鉄筋を保護するコンクリートのかぶり厚さなどがあります。
鉄筋の組み立てが終わった段階で必ず検査を行い、鉄筋同士の継手の長さやかぶり厚さの測定検査をします。
継手の長さがとれていなければ、鉄筋は必要な強度を保てませんし、かぶり厚さが足りないと、ひび割れや基礎の劣化が早まる原因になります。
コンクリートを流し込んでしまうと・・・。
当たり前ですが、鉄筋は見えなくなります。
このように隠れて見えなくなってしまう部分は、現場で現物を見て検査を行い、写真で記録しておくことが大変重要です。
基礎の表面的な汚れや仕上げの塗料などは、清掃や塗り直しでやり直すことはできますが、内側の鉄筋は簡単にやり直せるものではありません。
基礎だけでなく、外部の防水処理や、内部の断熱材など、見えなくなってしまう箇所は他にもあります。
見た目の仕上がりも含まれますが、工程毎にしっかり検査を行い、問題ないことを検査・確認をしてから次の工程に進むことと、正しく施工して部材や製品を機能させることが、現場での品質管理に重要なことだと考えています。
日没も早い時季となりました。積雪等の悪天候も増えて工程の遅れが発生する場合がありますが、検査と確認をしっかり行い、良品をお客様へお引渡しするために現場の職人さん達と一丸となって頑張ります💪
余談ですが、今年の干支は 丑年🐄
丑年生まれの方は、忍耐強さや我慢強さに恵まれているため、困難にもめげず目標達成のために努力する性格らしいです☝
弱音を吐いたり、あきらめずに最後までやり通す粘り強さも持ち合わせているとか!
丑年の皆さまのパワーをもらって、世の中全体が明るく素晴らしい一年となりますように・・・☆
カテゴリー: 現場ブログ