建物周りの管理
430views
こんにちは。八戸市の工務店 タナカホーム の堀内です。
もうすぐ新年度🌸気温も暖かくなって、すっかり春という感じですね😊
春になると、お花や野菜を植えたくなる方も少なくないかと思いますので、今日は建物とは離れて外周りについての注意点を一つお話したいと思います。
「ど根性〇〇」とか言われて「えっ!?こんなところから?」という場所に生えてくる野菜などが話題になったりしますよね。
でも植物とはそういうもので、少しの隙間があれば、入り込んだ根っこがどんどん伸びていって
「えっ!?」と思う場所に頭を出したりします。
私の実家の例なのですが、家の周りに植えたアイビーをず~~っと放置していたら、伸びに伸びきって外側の外壁を覆うだけではなく、基礎と外壁の間から侵入し、外壁の内側を通って2階の屋根まで到達してしまいました。
古い家で隙間だらけなこともあり、窓周りから侵入して網戸の内側にもアイビーが這っているという、緑のカーテンで一見素敵な状況となっております🏠
根元に近い1階部分の茎をみると、直径3cmほどはあるようで、草というよりはもう樹木といっていい質感💦
駆除するのは大変そうです^^;
ここまでいってしまうと、とても厄介です!
外壁材も劣化しますし、ツタを除去しても跡は残りますし、1面外壁張り直ししないといけなそうです。
外壁材以外にも被害が及んでいる可能性も大いにあり得ます。
また、大きく広がったツタや枯れた樹木は、白アリをはじめとした虫たちの発生源になりえます。
うちも、シバンムシという2~3mmほどの大きさの虫(カブトムシの雌みたいな形)が大量発生しました。
建物にとっても、心象的にもよろしくないですね…
家に影響を及ぼす植物として、他には竹や笹などの地下茎で伸びる(増える)植物や、大きく根を張る樹木、広範囲に枝を広げる樹木などにも要注意ですね。
根っこに関して言うと、基礎や配管など、土の下の部分に影響を及ぼす可能性があります。
こういった事例による撤去・補修・復旧作業などが発生した場合、有償作業になってしまいます。
家を長くキレイに丈夫に持たせるためにも、思わぬ出費をしないためにも・・・
・何を植えるかは、よく下調べてから決めること
・建物から1間以上離して植えること(この距離なら絶対大丈夫とは言えませんが^^;)
・枝払い、剪定、間引きなどのメンテナンスを欠かさないこと
などが、重要になってくると思います!
コロナ禍の影響もあり、ガーデニングが注目されているようですね🌷
基礎知識を備えたうえで、お家時間を楽しんでみてはいかがでしょうか✨
タナカホームでは新商品 『ラシア』 のモデルハウスもオープンいたしました♬
詳しくはホームページをご覧いただき、ご予約の上ご来場くださいね(*^^*)
明日から新年度!皆さまに素敵な出会いがたくさんありますように・・・
カテゴリー: 現場ブログ